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一般社団法人アルベロ
芸術文化を通じた教育と療育を軸として
人々の心の繋がりを深め
それぞれが持つ独創性を慈しみ育てながら
心豊かに生きられる社会の実現に寄与いたします

法人について
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法人名のアルベロとは、イタリア語で「木」を意味します。
楽器はその多くが樹木から作られていること、加えて樹木が持つ生命力や逞しさは、法人が願う子供たちの姿でもあることからアルベロと名称しました。
法人のシンボルマークは画家の根本寛子氏のデザインによるものです。法人のシンボルの楽器であるハープは、古くから「調和/ハーモニー」を象徴し、人々の心を癒す楽器として描写されてきました。
アルベロのシンボルマークはハープそのものが持つ世界観と、当法人の理念を融合させたデザインになっています。楽器の支柱(木の幹)は法人が子どもたちの心をしっかりと支え育む姿を、楽器の腕木にあたる部分は葉を表わし、子どもが成長した先に芽生える豊かで優しい心が表現されています。
シンボルマーク全体でハート型をイメージしています。
根本寛子ウェブサイト
https://www.hirokonmt.com/
事業
アルベロでは練馬区豊玉北にて
2つの子ども事業を運営しています
トロンコ
子ども音楽教室(発達障害児支援含む)
フォリエ
不登校の小学生を対象としたフリースクール

写真:graines tanzawa安元祥恵

ご挨拶
一般社団法人アルベロ
代表理事 上野理江


はじめまして!
一般社団法人アルベロのウェブサイトへようこそ!
「芸術文化を通じた教育と療育」
私の初めての芸術体験は、小学校1年生で習い始めたピアノです。それから大学院修了までの間にリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、打楽器、声楽、ハープと様々な楽器を習得し、今日までずっと音楽と共に歩んできました。
私は現在古楽ハープの演奏家としても活動していますが、ハープ(竪琴)は紀元前3000年には記録に残る、世界で最も古い楽器の一つです。ハープは神話や伝記、文学や歴史的な記述の中で、調和を象徴する楽器、人や動物、草木さえも癒し魅了する楽器、自分自身を穏やかにする楽器、病を治す楽器、悪霊を追い払う楽器、秩序や節度を保つ楽器などと描かれています。
私はハープが象徴してきたこれらのイメージが、はるか昔の神話や文学の中でのみ存在する話ではなく、いま生きている私たちも共感できる音楽の魅力であると感じています。
実際にハープの弦に触れ楽器の音に接すると、楽器から広がる振動や残響をダイレクトに感じ、自分自身の身体も心地よく振動し心が動くのを感じます。また調弦の際、2音からなる協和音程を鳴らして音を調和させる時には、ハープが歴史的に果たしてきた役割を実感します。そして音楽と楽器はその時代で必要な姿へ変化を繰り返してきました。加えて、楽器一台一台に形状や音色、タッチなどの特性があることは、私たち人間の一人ひとりの個性に特徴があることと共通することは言うまでもありません。
さらに世界には西洋音楽の他にも、様々な国や地域の音楽と楽器があり、それぞれの存在には意味があることも、私にとっては大きな驚きでした。多種多様な音楽/芸術の世界を体験することは、自分と他者の尊厳への気づきをもたらすものと深く感じています。
私はこれまでの経験から、音楽をはじめとする芸術が私たちに癒しをもたらし、心身の成長と社会性を育む活動の一つであるとの考えにたどり着きました。特に子どもは心身の発達が著しい時期であり、遊びや楽しみの延長で芸術に触れる体験は、子ども自身の生きる力を充分に養うことに繋がるはずです。
私は一児の母であり、また音楽の指導を通してたくさんの子どもたちと関わってきました。子どもが何気なく口ずさむ歌や、屈託のない笑顔は私たちに幸せをもたらしてくれる不思議な力があります。
アルベロは芸術を通してお子さまがそれぞれに輝き、笑顔溢れる日常を支える存在になれるよう、心を込めて運営に取り組んでまいります。
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